2022年9月20日(火)

【preset:小説かきの話】

これまでと違う書き方を試していました。
話にならなかったのでやはり、
書くときは考えるのをやめて思い浮かぶままに書き続けるのがよいみたいだよ。


 私は常に必然性を求めている。
りんごを投げたらやがて落下して、
落下したならきっと砕けて、
砕けたならきっと汁が散って、
汁が散ったら匂いが拡散して、
匂いが届いたら虫くんが集まってくる。
一連のどこにも思考を挟む余地がないのだ。
出来事は常に次の出来事を呼ぶ。
なので思考をすべて取り除いて、
思い浮かぶままに書いてくよ。


 別の方法を試した結果、
時間がかかってめちゃんこ疲れて、
そのくせ成果物がちびっとしかない。
やってられないな。
何を書くかを学ぶために一時のしょぼさを飲んで試したが、
学ぶべき余地なんかなかったよ。
りんごを投げても落ちないと考える意味がないだろ。
常に妥当な結果だけが起こる。
なぜ妥当なのかを知っていくだけだよ。


 段落6個を6セット大作戦を試しました。
起承転結と舞台と感情を書いて、
6セットでひと区切りとする。
そんなの今までも無意識に書いてただろ。
改めて考えても見落としなんか当然ない。
見落としを見つける方法は思考ではないので、
決して何も見つけられない。


 そんなわけで私は再び、
ちょっと時間と体力がある時を狙ってじょばじょば書いていきます。
目標は8月のうちに残りの8万字くらいを仕上げる。
ハインライン先生も1冊に10日とかだったそうなので、
人間に可能なら私にもできる。
後は失敗をしなければよいのだ。

 


 今日はおしまいです。
応援しておくれ。
匿名で、なんでも書いていいよ。
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