2010年前後に読んだ記事にこういった内容がありました。
「プロになるってのは、意識してやっていたことを無意識に、
そして無意識にやっていたことを意識する」
何についての記事かを覚えておらず、しかし常に関わりあるとわかる一文です。
無意識といえば、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する「9と4分の3番線」も、
無意識に9の次は10と思うところにひと工夫を加えて、
9と10の間から電車に乗ることで魔法学校に向かってたので、
なるほど無意識を意識するとはこういうことかと理解し、
無意識とは、そして意識とはなんだろうと考えるきっかけになりました。
意識するとは、人間的な理性を働かせること。
その理性が必要だったことを当たり前に行えば根っからの人間。
無意識とは、理性の余地がない本能的な、動物的な行動。
それを意識すると、本能的に選ぶ範囲にひと工夫を加えてよりよくできる。
なんとなく生きていると特に何もしないまま1日が終わってしまう、
これを人間と呼べるのだろうか。
そう思って考えたのです。経験が活きたな。自嘲だよ。