2021年1月21日(木)

【推し漫画の紹介『カラーレス』】

コミックボーダーで連載しています。
単行本4巻は1月20日に発売な。
https://comicborder.com/episode/10834108156641349249
https://twitter.com/kkreptilian

漫画は白黒で描かれるものですが、
それは作品外にいる読者から見える色であって、
作中にいる登場人物は色が見えているもの。
そんな慣習に一石を投じるのがこの『カラーレス』です。


 舞台は色が無くなった白黒の世界。
中心人物のアヴィディア博士は、
僅かに残った色からエネルギーを取り出す技術を使い、
色の悪用を企てる教団に立ち向かいます。

 色を使うシーンでは、
名の通り色が描かれています。


 作中から見た作中と、
作品外から見た作中が、
同じになっているのだ。


 すると気になるのが、
人間の顔がおかしい問題です。
イラストの人間と、
現実の人間は、
顔の造形がまるで違うのが通例な。


 この問題も解決されています。
作中に登場する人間は、
色が無くなった出来事の影響で、
怪物的な顔に変化しています。
なるほど納得、
作品外から見た作中をすんなり受け入れられるね。


 ところがどっこいしょ。
アヴィディア博士が野望に巻き込まれた理由の、
おいしい紅茶を淹れる店員さんは、
仮面を外した下に、
歴史の教科書で見た人間の顔がありました。


 なぜ1人だけただの人間の顔なのかは、
単行本2巻で明かされます。
こいつは納得だぜ。


 そんな推し漫画『カラーレス』は、
コミックボーダーで連載しています。
単行本4巻は1月20日ごろ発売な。
https://comicborder.com/episode/10834108156641349249
https://twitter.com/kkreptilian

 


 今日はおしまいです。
超ラッキー! このメッセージは大吉です。
匿名で、なんでも書いていいよ。
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