2021年7月10日(土)

カタカナ語だじゃれ傑作集】

このごろのマイブームで、
ツイッターにちょこちょこ書いてるやつです。
紹介を含むすべてをスレッドにまとめてあるので、
誰でも今すぐ全部を振り返れます。
今回は傑作集をお話しします。

 (1) 教科書的な作品編

― 奸謀の魚、スパイシーチキン ―
スパイシーなチキンの区切り方を変えて、
スパイのシーチキンになります。
ぎなた読みなのだ。

― 井戸からの恐怖、アフレイド ―
井戸が溢れたら恐ろしいですね。
afraid(恐れる)の一単語から、
どんな恐怖なのかを取り出している、
整った作品です。

― んさめか、スタート ―
トータスを逆さにするとスタートなので、
かめさんを逆さにしてんさめかになっています。
さんをつけない場合だと、
亀かどうかわかりにくく、
ただのスタートに見えてしまいます。
違和感を演出して考える余地にしている。


 (2) ひと捻りが光る編

― 軸がずれた非定型発達、ZXC ―
非定型発達のうちASDは、
キーボードの左側に並んでいます。
ひとつ手前にはZXCがあり、
ひとつ奥にはQWEがあります。
スマホが増えてパソコンの出番が減っている現代ですが、
絵を描く人が始めやすい今、
みんなの左手が覚えていると思っています。
Zはひとつ戻る、Xはカット、Cはコピー、
Aはすべて選択、Sは保存、Dは出番が少ない、
Qはアプリを終了、Wはウィンドウを閉じる、Eは出番が少ない

― 嵐の中の動物園、サイトカインストーム ―
本来の意味は、免疫がやる気を出しすぎるやつです。
サイとかがいる場所といったら、
やはり動物園なのだ。


 (3) コンビが前提編

― 楽遠、パラディン ―
― 騎土、パラディソ ―
単品ではいまいち意味がわからないけども、
コンビにするとわかるタイプです。


 (4) 出来よし四天王

― 歩く真実、アルクトゥルス ―
うしかい座アルファ星の天体です。
日本語と英語を適切に操り整った仕上がりですが、
これでも四天王の中では最弱となる。
すごいぞ四天王。

― 粘性の照明、ネットリテラシー ―
ねっとりしてそうです。文句なし。

― アイデア1000連発、アンデルセン ―
単純ながら情景がよくわかる。文句なし。

― 君がいない日々、アンタレス ―
さそり座アルファ星の天体です。
でかくて有名なのでご存知かもね。
やけに詩的な表現をしている。
文句なし。


 以上です。
今後も思いつくたびに続けていきます。
紹介したのはどれも出来がよいですが、
これらを出すまでに大量の駄作が出ています。
みんなもいっぱい駄作を出して、
いくつかの傑作を出すトレーニングをしてみてね。


 今日はおしまいです。
お題箱にコメントがほしいよ。
匿名で、なんでも書いていいよ。
https://odaibako.net/u/key37me