今すぐ誰でもできるイカサマ対策

目次
イカサマ対策の目的
まずは自分でイカサマをやってみる
誰でもできるイカサマ対策:マナーによるあぶり出し
マナーであぶり出せるイカサマ例
自分はイカサマをしない・していない。それを行動で伝える。
まとめ
おまけ

イカサマ対策の目的
なんかありました。側から見るとイカサマを疑うことになります(本人は否認してる)
当事者ではないから無関係な人に必要なことは、
特定の人物に対する罵倒でも擁護でもなく、
特定の行動に対する対策です。
罪を憎んで人を憎まずだよ。
人を憎んでも次の人が出てくるだけだし、そもそも現時点で悪い人だと定かでもない。
そんな出来事をそもそも起こる数を減らし、起こった場合にすぐ見つけて追い出せるように整える。
目的はこれです。

まずは自分でイカサマをやってみる
彼を知り己を知れば百戦危うからずって言うので、
イカサマをやってみるといいです。
おうちで1人でとか、友人と付き合ってもらうなど。
やりやすい方法を見つけておくと、いざ本番で相手の行動に注目できるようになります。
そうは言っても今まで考えたこともない人が多いので、
簡単にできるイカサマを少しだけ紹介するよ。
(1) カードを散らしてから、シャッフルを軽くだけする。
結果:同じカードが一箇所に固まることが減るので、デッキに3枚のカードを引く確率が通常の4枚より高くなる。
(2) カードを固めてから、シャッフルを軽くだけする。
結果:同じカードが一箇所に固まることが増えるので、セットで引きたいカードを引く確率が上がる。
(ポレゴン・ベアッサー・べアフガンなど)
(3) 攻撃クリーチャーをタップして攻撃先を選ぶと同時に、反対の手でマナから手札に戻す。
結果:片方に注目してると別の場所を見つけにくい(忍法・天動地動の術)

マナーによるあぶり出し
マナーを日本語にすると作法といいます。
こんな時はこうする(と簡単確実にいいことあるよ)というものです。
つまり全ての作法には実利があります
シールドを広げて(1枚ずつ離して)置く、封印をX字に置くなど、
そうやったほうが実利があるからそういうデザインです。

マナーであぶり出せるイカサマ例
「封印を1列に置く」→ シールドと間違えて封印をブレイクする。
「シールドを重ねて置く」→ 左下か右下につけた目印を隠す。こっそり手札に入れる。
「《パクリオ》で増えたシールドを横向きにする」→ 手札と一緒にこっそり戻す。
「マナゾーンのカードを正位置で置く」→ 墓地からこっそりマナに置く。マナからこっそり墓地に置く。
「手札を机の下に持っていく」→ こっそりカードを入れ替えたり増やしても見えない。
「山札から探す途中で手札と山札が触れる」→ こっそり手札に入れる。
※ 何を言ってるのかわからない人への説明
山札を探すカードで見ている山札を右手に持ったまま、両手で手札を確認する人がいます。
本人は手札と山札を右手の人差し指で区別してるつもりですが、
明らかに不審な行動です。
※ 補足おわり

自分はイカサマをしない・していない。それを行動で伝える。
先に挙げた例でイカサマをするために必要な行動がわかったので、
自分はこんなことをできると知っているから、やってないことを明らかにします。
「事実としてやってない」からさらに一歩踏み込んで「明らかにやってない」にするのです。
(1)(2) シャッフル関連
→ カードの表を見ないだけでいいです。
(3) 天動地動の術
→ 両手を相手から見える場所に置く。直接手を見せる他に手札を常に持っている(置かない)など。
→ マナゾーンを常に見える状態にする。腕や手札で隠れないよう、腕より前にマナゾーンを置く。
・伝説の禁断につける封印をX字に置く。
・シールドを広げて置く。卓が狭い時も可能な限り広げる。5枚取る時に重ねて一気に取り、直後に広げることも多い。
・シールドを全て同じ向きで置く。ルールにもそう書いてある。
・マナゾーンのカードを逆位置で置く。ルールにもそう書いてある。
・手札は常に卓の上にある。手も常に卓の上にある。
・山札から探すときに手札を確認するなら、手札を片手で確認できるように山札の遠くに置く。または山札を置く。

これらが広まるほど、不審な人物が目立つようになります。
しっかりした人が多い場所では、不審な人の居心地が悪いので、
生きているだけでイカサマ対策になります。
加えて相手の判断ミスを誘う行為も同時に防げるので、
勝った時に「相手が弱かったんじゃないの」などイチャモンの余地が減って万々歳ですぞ。

まとめ
風が吹くようにマナーを守って、桶屋が儲かるように楽しくデュエル!

おまけ
全てのマナーには実利がある、その対偶は「実利がないならマナーじゃない」です。
「目上の人には了解ではなく承知」とかね。
マナーによる実利の例
「エレベーターや電車は降りる人が先」→中の方が狭いので、先に降りて乗れるだけの場所を確保する。
「右側通行」→すれ違うときに、どちら側に避けるかの基準になるので、同じ方向に避けてぶつかりそうになることを防ぐ。