カード知識の増やしかた

 

いろんなカードを覚えてるとデッキを組みやすそう、アイデアがすごい。

そう言われたり、言う人言われる人言を見かけることもあるので、

自分もそうなりたい人向けの記事を書きます。

 

目次

  1. 覚えるんじゃなくて、思い出す
  2. カード名をフルネームで復唱する 
  3. カード名にはルールがある
  4. 登場時期にもルールがある
  5. 合わせて絞り込む
  6. 例外もある
  7. 細かい実例
  8. 参考・外部リンク

 

覚えるんじゃなくて、思い出す

実はひとつ誤解があって、カードの能力だとか数字だとかはあんまり覚えてません。
有名どころはよく使うから覚えてるけども、

あんまり見ないカードはいちいち覚えてません。
というのも、

人間の脳は何千種類とあるカードをいちいち覚えるような構造をしてません。

記憶から探すのは機械に任せて、
脳が得意な「そこにあるものから連想して思い出す」を利用しましょう。

 

思い出すにはきっかけが必要になります。

なのでそれだけは覚えておく必要があり、

ここで重要になるのが音です。 

 

カード名をフルネームで復唱する。

そういうわけで、音とリズムなら覚えやすいです。

歌詞を思い出す時に音楽と一緒に思い出すほうが楽だとか、

テレビ番組の主題歌、コマーシャルメッセージが商品名や社名にリズムをつけるように、

リズムのいいカード名は覚えやすいのです。 

 

覚えやすい名前はよい名前、かっこいい名前は重要ということです。

「電磁旋竜アカシック・ファースト」(7・5・4)はかなりの人気、

私は「乾杯の堕天 カリイサビラ」(4・4・6)がすきです。

デッキは未だに組んでないけど。サッヴァークやドルブロと仲がいいよ。

 

韻リスト

蒼き団長 ドギラゴン剣 (7・5・4)

時の法王 ミラダンテXII (7・5・4)

ZEROの侵略 ブラックアウト(7・7)

禁断機関 VV-8(7・7)

ジョリー・ザ・ジョニー(3・1・3)

"罰怒"ブランド(3・4)

煌龍 サッヴァーク(5・5)

 

カード名にはルールがある

カード名を覚えると、カード名に含まれる情報に繋げて思い出せます。

こういった情報の一部または全部がカード名に含まれます。

  • 単種族
  • 複合種族
  • マナコスト
  • 通常/進化
  • レアリティ(表記ではなく、デザイン上のレアリティ)
  • 文明
  • 能力

 

例を挙げよう

「悪魔龍王ロックダウン」

  • 単種族デーモン・コマンド・ドラゴン
  • 進化クリーチャー
  • 6000ダウンさせる能力

 

 「電磁星樹アマリンα」

  • 複合種族サイバーロード/スターライト・ツリー/サバイバー
  • レアリティがコモン

 

登場時期にもルールがある

ドラグナーはDSとか、覚醒リンクはE1とかそういうのです。

 

Wizards of the Coastは失敗から学んでいた土壌があるので、

何に注目すればいいのかはっきりさせるため、

主役の邪魔になる要素を除いてあります。

 

例えば多色カードが初登場した聖拳編ではセットごとにきっちり決めてあって、

  • 友好2色クリーチャーのみ 10弾 聖拳編(エターナル・アームズ)
  • 友好2色呪文のみ 11弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)
  • 友好2色進化クリーチャーと進化元のみ 12弾 魔封魂の融合 (エターナル・ボルテックス)
  • 対抗2色のみ 13弾 龍炎凰神誕(エターナル・フェニックス)

 

 

 

被りなしなので「聖拳編のどこか」までわかればその後まで特定できます。

 

 

合わせて絞り込む

さっきに続いて「悪魔龍王ロックダウン」という名前からわかるもの。
デーモン・コマンド・ドラゴン → ドラゴンサーガで初登場
進化クリーチャー → 革命ブロックの中心・その前後で登場すると特徴が薄まるのでDSやRevFにはない

と、いった感じで絞り込んで思い出していきます。

 

例外もある

例外はつまり特徴的なので覚えやすいです。

 

電脳(リキッド・ピープルの冠詞)

電脳聖霊グラリス(ゲル・フィッシュ)

電脳護聖ビョイト(サイバーロード)

電脳鎧冑アナリス(サイバーロード)

よくわからないけど電脳らしいです。

なお電脳ロボ・ダイクラッシャーについては、

同じ言葉を使うカードもあるよというだけで冠詞とは関係ないです。

 

光牙王機ゼロカゲ

グレートメカオーみたいな名前だけど、シノビなのでイニシエートが変装して活動してる。

 

 

 細かい実例

ドギラゴン剣はミラダンテXIIよりパワーが高い

プチョヘンザはミラダンテXIIより高く、ドギラゴン剣より低い 

VV-8はミラダンテXIIより高く、プチョヘンザより低い(No.2くんが活躍する回はそういう話だった)

 

予言者リクは、シールドが3枚以下だと強いサイクルで、

同じサイクルのキューティハートがデバウラ伯と同時期にアニメに登場して話題になったから

28弾 戦極編のカード

ちなみに私はシールド3枚デッキを発売してすぐにリストを見て組もうと思ったまま結局組んでない。

 

参考・外部リンク

すなわち我々はゴリラである ――詩、歌、音楽。我々はなぜリズムある文章に惹かれるのか? http://tadeku.net/79302