「〇〇の後」の誘発型能力について。
この〇〇の部分にはいくつかの決まった行動が入ります。
「攻撃の後」「唱えた後」「」「」
「攻撃の後」は攻撃してSトリガーの確認などすべて済ませた後のことです。
また、攻撃を中断した場合も「攻撃の後」となります。
攻撃を中断する方法は3つあります。
- そういう効果のカードを使う
- シールドブレイクより前に、攻撃クリーチャーがバトルゾーンを離れる
- バトルより前に、そのどちらかのクリーチャーがバトルゾーンを離れる(クリーチャーを攻撃した場合、ブロックされた場合など)
「唱えた後」は呪文自身か、呪文を唱える効果が持っています。
唱えた呪文は墓地に置くのが基本ですが、それを変更する効果です。
マナゾーンに置かれるチャージャー呪文などです。
昔の一部のカードには「かわりに」ではなく山札の下に置くように書かれていますが、
その場合は墓地に置いてから山札の下に置きます。
「こうして唱えた呪文は、墓地に置くかわりに山札の下に置く」という効果を使って
「この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く」呪文を唱えた場合は、
両方の効果が同じタイミングとなるので片方を選びます。
「相手の呪文を唱える」という効果を使って
「この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く」呪文を唱えた場合は、
「手札、山札、墓地、マナゾーン、シールドゾーン、超次元ゾーンはプレイヤー毎に別の領域で、
自分のカードを相手の領域に置くことはできない」
というルールによって指示が無効となり通常通り墓地に置きます。
「〇〇のかわりに××してもよい。そうしたら、△△する」という能力について。
前半の置換能力を使うと、
後半の誘発型能力が誘発します。
後半の効果は他の誘発型能力と同じく、
ターン進行中プレイヤー優先のルールを守ればすきな順番で処理できます。
これは単体では何ら気にすることのないことですが、
コンボデッキで重要になることがあります。
実際に組んだコンボの紹介がてら例をあげます。
水文明・コスト5・クリーチャー(ポセイディア・ドラゴン)・収録セット:DM-32 神化編・主な再録:DMX-17 龍の祭典!ドラゴン魂フェス!
出した時→相手の手札を見て、その中の1枚を山札の下に置く。相手はカードを1枚引く。
自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうしたら、手札を1枚捨てる。
龍素解析 水文明・コスト7・呪文・収録セット:DMR-13 龍解ガイギンガ
自分の手札を山札に加えてシャッフルする。
カードを4枚引く。
手札から進化ではなくコスト7以下のコマンド・ドラゴンを1体、バトルゾーンに出してもよい
龍素記号 Sr スペルサイクリカ
水文明・コスト7・クリーチャー(クリスタル・コマンド・ドラゴン)・収録セット:DMR-13 龍解ガイギンガ
出した時→自分の墓地からコスト7以下の呪文を1枚唱えてもよい。その呪文は唱えた後、墓地に置くかわりに手札に加える。
このクリーチャーが破壊される時、かわりに山札の下に戻す。
Wブレイカー
- バビロニアがいる状態で龍素解析を使う
- 4枚引くところでバビロニアの効果4回、8枚引く(1枚捨てる効果が4回誘発)
- サイクリカを出す
- 誘発してたバビロニアの処理で手札の要らないカードを4枚まで捨てる 例として2枚捨てる
- サイクリカの効果でもう1度龍素解析を使う
- 4枚引くところでバビロニアの効果4回、8枚引く(1枚捨てる効果が4回誘発 さっきと合わせて合計6)
- 2枚目のサイクリカを出し、唱えていた龍素解析を手札に加える
- バビロニアの効果を1回処理、龍素解析を捨てる
- 2枚目のサイクリカの効果で捨てたばかりの龍素解析を使う
- 4枚のかわりに8枚引く(1枚捨てる効果が合計9)
といった行動で手札を捨てる効果を後回しにし続けて、
最後はクロックでターンごと止めて踏み倒すデッキでした。
実は文章に対してカードの動きがしょぼいのですが画像を使ってないのでばれにくいです(ねたばらし)