(5/17 9:20ごろ 手札からの誘発について追記)
誘発型能力というのは「〇〇した時」と書かれていて
デュエルマスターズでは最も頻繁に使用するものです。
これがわかっていればトラブルの半分くらいはなくなります。
- 能力と効果について
- 時期による差異
- 食べ放題バイキングのように
- いくつかの効果が同時にあるとき
- さらに相手の効果もあるとき
- Sトリガーは主役だから優先
- 2つに区切って読む
- 似てて間違えやすいもの
- まとめ (面倒だったらここだけ読んでいいよ)
- 追記
数枚のカードでのみ違いがありますが、今回は同じでいいです。
「放射能で汚染」のように変でも伝わるので区別する意味がないです。
ちなみに2年以内のカードでは1枚もなく、過去全体で15枚ほどです。
特に登場時能力でわかりやすく
「バトルゾーンに出た時」(最新)
「バトルゾーンに出した時」
「バトルゾーンに置いた時」(大昔)
のように印刷時期によっていくつかの書き方がありますが、
ルール上の違いはありません。
わたしは長く親しんだ「出した時」がすきです。
例えるならば、カードはコックさんで効果は食べもの、
そしてプレイヤーはバイキングのトレイを持っています。
準備ができた効果をこの上に乗せます。
乗せた効果を勝手に戻してはいけません。
解体人形ジェニーを出して「バトルゾーンに出した時」の効果をトレイに乗せます。
タイミング:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時
効果:相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる
「相手の手札を1枚捨てさせる」
乗せた後ひと呼吸置いて、もう他に乗せ忘れたものはないなと思ったら席に着いて食べる、
つまり効果の処理をします。
(5/17 追記 手札からの誘発は処理に移る前に見せて使います 詳しくは最下部の追記に)
ごちそうさまでした。
今度は雷鳴の守護者ミスト・リエスがいる状態で解体人形ジェニーを出します。
旧テキストしか持ってなくて申し訳ないですが、
タイミング:他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時
効果:カードを1枚引いてもよい
です。
ここにジェニーを出すと2体が同時に誘発し……
ふたつをトレイに乗せます。
トレイに乗せた効果はすきな順番で処理します。
この場合は捨てたカードを見てから引いてもいいし、
引いたカードを見てから捨てさせるカードを選んでもいいです。
ひとつ注意点。
- どっちを先にするかはっきり言う(トラブル防止)
- 処理の途中で他のを挟むことはできない
この2点を守るようにしてください。
「相手の手札を見て、引いたカードも見てから捨てさせる」
ということはできません。
\ よそ見はだめよ /
ミストリエスがいる状態でジェニーを出します。
今回は相手もミストリエスがいます。
\ お前の物は俺のドロー、俺の物は俺のドロー /
自分のジェニーと、お互いにミストリエスが誘発します。
さてお互いに効果があるときの処理ですが、
自分のトレイが空になるまで相手のトレイは処理できません。
犬のしつけのように、ターン進行中プレイヤーが終わるまでおあずけです。
同時に乗せた場合はもちろん、
処理の途中でさらに増えた場合もターン進行中プレイヤーのトレイに残っている間はおあずけです。
Sトリガー能力はDMの主役なので相手の効果であっても優先して処理します。
一部のカードが持つ効果でお互いが同時にSトリガーを使う場合は、
Sトリガー同士で、ターン進行中プレイヤーが先になります。
わかりやすいよう表にしました。
タイミングと効果の2つにわけて読みます。
3つにわけることはありません。
「〇〇ならば」と書かれていることがありますが、これも効果に含んで処理する時だけ確認します。
何かを選ぶ効果などもすべて処理する時に選びます。
「自分のシールドが相手より多ければ」も処理する時、
「カードを1枚引いてもよい」を引くか引かないかも処理する時、
「相手のクリーチャーを1体破壊する」でどのクリーチャーを破壊するかも処理する時です。
逆にタイミング側にいろいろ書いてあるカードは後から何をしても効果はそのままです。
タイミング:相手が、自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーをバトルゾーンに出した時
効果:相手はそのクリーチャーを自身の山札の一番下に置く
ただしモード選択だけは誘発する時にどっちをトレイにもらうか決めます。
こういう箇条書きのやつがモード選択です。
熟練プレイヤーも意外と見落としがちです。 参照:総合ルール603.3a
「〇〇する時」「かわりに」と書かれているのは置換能力といいます。
これはさっきと違ってトレイに乗らず、他の効果で起こる出来事を変更します。
「コハダだと思ったけど実はママカリだった」
「そうめんだと思ったけど実はひやむぎだった」
のような結果になります。
ちなみに私は両方やらかしました。
置換能力は1度のタイミングにつきカード1枚に対しては1回までしか使えません。
「破壊するかわりに手札に戻す」
「破壊するかわりにマナゾーンに置く」
「手札に戻すかわりにバトルゾーンに残る」
の3個があっても使えるのは1つだけです。
お互いにある場合は上のと同じくターン進行中プレイヤーの効果を先にします。
よくわかりづらいと言われますが、何個もある状況は少ないのでまず困らないです。
「〇〇する時」と書かれていて「かわりに」とは書かれてないカードがあります。
これはコストを払うときなどの手順に影響する効果です。
知らなくても困らないですが、時って書いてあるぞとちょっと知ってる人を混乱させるのが主です。
そうじゃないのになんかこう書かれている大昔のカードがありますが、
誰も使わないので気にしなくていいです。
物好き向け:アクア・ライダー、デコ・クラスター、キング・トラファルガーというカードです。
- Sトリガーが優先!理由は主役だから!
- ターン進行中プレイヤーが優先!理由は主役だから!
- 上ふたつを守ってれば順番は自由!
5/17 9:20ごろ 手札からの誘発について
一部のカードが持つ手札にある状態で誘発する能力は、
誘発した時(他に乗せ忘れがないか確認する時)に見せてトレイに乗せるか見せないでトレイに乗せないと決めることになります。
ただしニンジャストライク能力は1度に1枚しか使えないと決まっていて、
秘密裏に行動する忍者なので見せないままで使用できます。
最近のカードでは
侵略、S級侵略(手札からの場合)、侵略ZERO
革命チェンジ、革命0トリガー
などがあります。